幼児期の習い事として人気のリトミック。
音感を育てたい
リズム感を身につけて欲しい
想像力を膨らませて表現する楽しみ
集中力や表現力を育む
この先、大きくなった時に楽器を習う前段階として音楽に慣れ親しんで欲しい
といった効果を期待して、リトミックの教室に通ったり、探しているパパママは多いのではないでしょうか。
そもそも、リトミックという言葉はよく聞くけど、なんだかよくわからないという方のために。
リトミックとは、音楽教育の手法の一つです。
作曲家で教育家のエミール・ジャック=ダルクローズが1905年に発表したものです。
音楽に合わせて体を動かすことから始まり、楽器を使って演奏したり、友達と協力して発表したりするなど、年齢に合わせて段階的に成長を促す教育法です。
単に音楽に合わせて体を動かして楽しいだけじゃなくて、
年齢に合った成長を促す手法なのね!
そこで、子供の頃にピアノを習っていた私が考えて我が子に実践してみた、おうちの中で親子で音楽を楽しむ方法をご紹介したいと思います。
- 子供の頃にピアノを習っていたり、吹奏楽やバンドなど楽器の経験があるパパママ
- 音楽が好きで、コンサートやライブに行ったことのあるパパママ
- 音楽大好きというわけじゃないし、楽器の経験もないけど、流行っている曲くらいはなんとなく聴いたことがあるよ!というパパママ
- 仕事をしていて子供を習い事に連れて行く時間がないパパママ
- 雨や雪で天気が悪くて外に出られない日に、家の中でできる遊びを探しているパパママ
そんなパパママ達の参考になると嬉しいです。
目次
おうちでもリトミックできる?親子で音楽に親しむ方法
- 食事中や車の中で色々な音楽をかける
童謡でも流行りのJpopでも、海外の曲でも!クラシックじゃなくてもなんでもいいです。
私は子どもが幼児のときは、ビートルズをよく聴いていました。
長女が絵本好きなので、日本語の歌だと読書の邪魔になるのではないかと思い、英語の歌か、歌詞のない曲を選んでいました。
逆に、踊りたいとき、体を動かして楽しみたいときは、童謡や日本語の歌詞の曲も流していましたよ。
私が昭和の歌謡曲も結構好きなので、小学生の子どもに歌詞の意味を伝えたり、主人公の思いを比喩している歌詞を熱烈に語ることもあります。理解しているかどうかはわかりませんが。笑
- コップに水を入れてお箸で叩く
お水の量を色々変えてみると楽しいです。子どもたちが自らやっていることもあります。
- 音当てクイズ
楽器やおもちゃのピアノなどで、「これなんのおと?」とドレミクイズをやってみる。
最初にドレミファソラシドと弾いてあげるとヒントになりますよ。
- 空き箱やテッシュの箱で楽器を作る
太鼓やギター、マラカスなど。工作好きなお子さんにオススメです。
ギターはティッシュの箱に輪ゴムを弦にして作ります。
- 音楽を急に止めてみる
音楽が止まったら、動きをストップさせる、というルールです。
椅子取りゲームの時のような感じですね。
このような反応を「即時反応」と言います。
子どもは音楽に集中しますし、ピタッと動きを止めるのってうまくいってもいかなくても、つい笑っちゃうんですよね。
ピアノを習っていたパパママ向け
- 親が家でピアノを弾いた
とにかくなんでもいいので弾いてみた。子供がちっとも聴いていなくても弾いてみました。
大人が楽しんでると、私も弾きたい!と自然と寄ってくるんですよね。
- ドレミで童謡を歌う
例えばチョウチョなら、ソミミ〜ファレレ〜♪のように
- 簡単な童謡を転調して弾いた
例えばキラキラ星なら、ハ長調の「ドドソソララソ〜♪」と弾いた後に、ト長調の「ソソレレミミレ〜♪」と弾いてみる。
それまで違うことをして遊んでいた子どもが、転調した途端に「んん?」と耳を傾けてくることもありますよ。
- 簡単な童謡の伴奏を変えてみた
テンポを速くしたり遅くしたりする、優しく弾いたり強く弾いたり強弱を変えてみる、できる場合は伴奏のリズムや音自体を変えてみる。
子どもと楽しめる、ピアノ以外の楽器
- 手作りの楽器
先述した、手作りの楽器やなども、リズムや音の変化を楽しむのにはもってこいです。
まずは家の中にあるものを使ったり、子どもと工作を楽しむのもいいですね。
- ウクレレ
アパートやマンションなどの音が気になるお家に住んでいる方にオススメ。
音が大きくなくて、尚且つとっても優しい音が出て癒されます。お値段がお安いものもありますよ。
私が購入したものも、楽天7000円くらいのものです。
- オカリナ
こちらは結構大きい音が出るので要注意。でも入手するのも吹くのも手軽。
我が家のオカリナは、子連れイベントに行った際に、子どもと絵付けしてきた思い出の品。
(床に落としてヒビが入ってます。)
教室に通わずにおうちで音楽遊びをして良かったこと
子供の気分や体調、その時集中したいこと、ハマっていることを優先させることが出来た。
親も一緒に楽しめる。
とりあえず子供が興味を示さなくても、学生時代の音楽の授業を思い出して、弾いてみる、吹いてみるを試してみましょう!
とりあえず、楽しめそうなことはやってみよう!
そんな気持ちで、身の回りにあるものを使って遊んでみた私の体験談のご紹介でした。
まとめ
音楽の技術よりも、まずは感性や興味を持てるように環境を整えてあげたいですよね。
お子さんが習い事をするのがちょっとしんどそう、とか、優先順位をつけて習い事を選びたい、と考えているご家庭こそ、親子で遊びながら楽しんでできる音楽で遊ぶ工夫をおうちでやってみてくださいね。
何より親子で一緒に楽しむ時間が持てたことが思い出になりますよ。
体調や気分に合わせて取り組みやすい、オンラインや通信教育などの習い事のオススメについてはまた別な機会にご紹介しますね。